砂ーマンの締まりなき釣り日誌

  

西讃で投げ

平成21年7月23日（木）　19:15～23:00　大潮


先日，今年の梅雨明けが8月になりそうだと
ニュースで聞きました

早く梅雨明けして，夏モードに入りたいところですが，
こればっかりは自然が相手なので何とも言えません

そんな時こそ，梅雨の合間で，うまく時間を作って釣行です

7/23 幸い，仕事が定時で片付いたので，「待ってました！」とばかりに

半夜投げ決行です。


さーて場所は…。職場の近くで魅力的なポイントはないし，どこにしようか…。

悩みます…



数分間，古畑任三郎のように考えて

んー。よしっ！ちょっと遠いけど雰囲気が良いポイントで癒されましょう！

もしかしたら巨鱚やマダイが釣れるかも？

なんて淡い期待を抱いて，いざ出発です


職場から釣り場への直行は，さすがに遠いけど，
お魚さんが釣れるとあれば苦になりません


19:15　現地到着。
　　　　　潮は満ち始めたばかりで，まだまだ潮位は低いです。


急いで仕掛けを準備し，60～100mラインに投入







既に陽は沈んでしまいましたが，夜空の星は綺麗です


しばらく穂先を見つめてると，

左に置いたランドサーフが


コンコンっ！


「穴ちゃんかぁ？」
なんて思いながら，期待せずに巻き上げてみると


ん？細長くないぞ！？








チャリコ16cm！！
（精一杯大きく見えるように撮りました）


むむっ！鯛はいるようです。
もう少しサイズが大きいのがこないかなぁ

このポイントは浅いけど，潮の流れは適度にあるし，
期待が持てます。



しかし…。



その後は…。


穴ちゃんとポニョタイム突入


本虫が「瞬獄殺」でやられます



しばし我慢の釣りをしていると
21時　エサ取りの動き少し弱まりました


ここが勝負どころ！

と手返しを早めていると，


一本の竿に生体反応が


巻き上げてみると…








チャリコ17cm！！！

よっしゃー！サイズアップだぁ次は19cmかぁ？



でも冷静に考えると，ただのチャリコです。
うーん。小さい


さらに同サイズのチャリコ3連発



もう今日は無理なのかなぁと考えながら，海をじーっと見ていると


右方向に投げていたスピンジョイの穂先がおじぎっ！　


ゴンッ！！ジーーーーーー！！！

ゴンゴン！！ジジージーーーーーー！！

PEラインがリズム良く出ていきます


これは間違いなくチャリではない！

そう確信してアワセっ

乗りました


適度な重量感と，リズム良い締め込みに酔いしれながら巻き上げます


丁寧にいこうと思い，砂浜にズリあげたのは…。







チヌ32cm


嬉しいような寂しいような


まぁ久しぶりのドラグ音が聴けたし，贅沢は言えないです


その後，数投してエサがなくなったため


23:00　納竿


帰宅し車の走行距離を見ると

今日一日で120km。


休日でもないのに，走りすぎました

しかも釣果は「チャリコ」のみ


走行距離120kmの結論。「チャリ釣り場」　　かな？


　　　　　　　　　　　　　　　　　　完

  

中讃で投げ

平成21年7月15日（水）23:45～翌3:45　小潮


いよいよ夏本番，と言えるような日差しになってきました
オフィス系でない仕事なので，当然夏は体力が消耗気味です

いつも仕事が終わったら，まっすぐ家に帰るのですが，
今日は嫁さんもいないし，明日は休み

ちょいと海辺（釣り場）をドライブして
釣具店に寄ってみると


既に閉店…

あちゃー！
少し遅かったかー。

小物を買おうと思っただけなので
「また今度でいっか」と思いましたが…



立ち止まってはいけないところで

立ち止まってしまいました…。







　


「つり餌販売機」



店は閉まっているけど，餌はあるのか…。




いやいや，今日はもう遅いしやめとこう

夜中はあんまり釣れないしね



なんて考えていると











…買ってしまった石ゴカイ。


まぁ「短時間キス狙い」ぐらいならいいか

夜だし，良型が釣れるかも？



ん？良型…。








青ゴカイも買ってしまった



あー。
やってしまったー


よしっ！！こうなったら釣りに行くしかありません

急いで帰宅し，ちょん投げB級タックルを準備して出発！


テンションが上がってきたため，車内の音楽を「X japan」に♪

もう誰も止められません



23:30　現地到着。

さすがにこの時間，誰も人が居ません
平日だし当たり前か


静か過ぎるぐらいの海で，ちょん仕掛けを投げ入れ，アタリを待ちます



すると，一本の竿からドラグ音が！！！


巻き上げると









丸々肥えたキス24cmでした

幸先良いな♪

よし！今日は束釣りしてやるぜと気合を入れ
手返しを繰り返すと



ポニョの連発…

ハリス1.5号しか持って来てないので仕掛けの消耗が激しすぎます

何度仕掛けを投げ入れても，1,2分でポニョにやられる始末…



ときおり，







このサイズのピンが釣れるのみで，
ポニョとの戦いが続きます。


夜釣りでまったりしようと思っていたのに
忙しすぎる…


さすがに疲れてきたので，
投点を変更，カケアガリに仕掛け投げ入れます



すると









穴ちゃんが釣れました
小型ですが，食べごろのサイズかな



ポニョのアタリは減ったのは良いですが，
まったりしてくると
今度は急に睡魔が…


明日も細かい所用がたくさんあるし，
納竿しようと片付けていると…


一本の竿先ケミが激しく引き込まれました
なんじゃー！？


グイグイと鈍い引きを堪能しながら巻き上げると


やはり…







穴ちゃんでした
この辺りでは珍しく60cm近くありましたけど



はぁ。こんな時間に餌買って釣りしてる自分って…。
ふと考えると，自分の行動に呆れてしまいました


釣り餌の自販機。

あんなもの誰が作ったんだぁぁぁー

ただ自分の意志の弱さを自販機のせいにした釣行でした


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　完  

中讃で投げ

平成21年7月9日（木） 7:00～10:30　大潮


7月に入り，ようやく梅雨らしい天気になってきました

この時期になると海は「水潮」になりがちで，
河口域以外のお魚さんを釣るのは，ちと難しくなります

しかーし，
だからと言って，「大潮の満月」を見てみぬふりするわけにはいきません

幸い，仕事もひと段落ついたので，
勤務後の「残業釣行」を計画するも
疲労困憊で，あえなく頓挫


でも，
ここであきらめません(￣ー￣)ﾉ


翌日5:45　起床（注：微妙に寝過ごし）


昨夜竿出し予定だった
「正真正銘一発逆転釣り場」に向かいます

狙いはチヌ・マダイ　

本来は夜に狙いたいところですが，
「準・朝マズメ勝負」です

そして今日は男らしく「撃沈覚悟の並継ぎフルスイング」で臨みます

とりあえず2本セット






この釣り場，実は2年ぶりに来ました
レッドソックスの本拠地の「グリーン・モンスター」を連想するかのような高い堤防。

その高さは2m以上あって，高潮対策は万全なのですが，
海がまったく見えません

ドーンと立ちはだかる堤防を前に
気持ちが萎えそうになりますが，
釣趣を捨ててまで来た以上，絶対に釣って帰りたい！


しかし，
そんな気持ちを胸にアタリを待つも



沈黙…。。



あきらめず手返しを繰り返しても



沈黙…。。



太本虫がふやけて帰還してくるだけです



しだいに日差しも強くなり，
紫外線が体に刺さるような感覚が…


さすがに日陰に撤収



それにしても，竿先がピクリともしない

フグも釣れない…。

☆も釣れない…。

ケムシも釣れない…。

ネタになるような物も釣れない…。

誰もお目見えしてくれません。




さすがにここまでくると…



撤収。　

あーあ。貴重な大潮がー


せめても思い，納竿後堤防によじ登ってみました。







そう簡単には釣らせてもらえないなぁ

丸亀・蓬莱もそうだけど
高い堤防で良い思いしたことはありません

でもいつの日か，
この「グリーン・モンスター」を攻略してみせます！(￣ー￣)ﾉ


　　　　　　　　　　　　　　　　完