思わぬ午餐
お気に入りポイントで投げ
平成21年12月13日(日) 13:30~21:00 中潮
先日,部屋の掃除をしていると
十数冊の料理本が目に留まりました
中でも特にこの4冊はよく読んだ本です。
学生時代,飲食店でバイトしていたこともあって
「料理道」に走ってた時期が数年間ありました
突き詰めて考える凝り性な性格なので
行き着く先は
当然。
こんな本です
はっきり言って,素人レベルでは必要ない本です
ただ読んでみると,結構面白い
当たり前のようで知らなかったことが,
多々掲載されています。
勉強になるなぁ
ん?
そういや今年は,あんまり料理してない…。
一食全部作った日ってあったっけ??
うーん…。
ない
よしっ!
たまには料理でもするか
と考えた瞬間,
「もうひとつのひらめき」が頭を駆け抜けました( ̄ー ̄)ノ
砂 「ご飯作るきん,食材ゲット(釣り)してきてえん?」
嫁 「それならええよ。何釣ってくるん?」
砂 「落ち鱚やで。今は脂が乗って最高」
嫁 「じゃあ行ってきたら?」
砂 「( ̄ー ̄)ノ」
ふふっ作戦成功
落ち鱚を大漁に釣って「フルコース」でも作ろうかな
そんな食材確保のために,いざ釣行です
13:15 現地到着
「おっ!藻の状態も良さそう」
もう頂いたも同然でしょう( ̄ー ̄)ノ
このポイントでの落ち鱚は少し早いような気もしますが,
ベストの潮まわりだし,期待が持てます
早速,開始第一投
例年なら着水後1分以内にアタッてくるはず。
が,しかし
沈黙。
「そんなはずはない!」
と再度打ち返してみますが
ちーん…
あり?
アタらない…。
少しポイントをずらして投げ込んでみるも,
チャリコのみ
もしかして,まだ早いのかなぁ?
ここで一本の竿を引き釣り仕掛けに変更し。
広範囲に仕掛けを通していきます。
すると
キス15cm
小型ですが,ようやく一匹getです
※あ,デジカメの充電が切れてました
続いて,藻の切れ際で
キス21cm捕獲
しかし,それ以降サッパリです…
あまりに暇なので,先ほどのキスを
おんぼろ携帯で撮影しようとするも
ニャース3匹に包囲され,諦めました
(ここの猫は竿を持って巻き上げようとした瞬間,近くに寄ってきます)
引き潮とはいえ,あまりに釣れる気配がなかったので,
第2ポイントへ移動
もうここでは外せない
そう思い,向かい風に負けじと遠投をしかけます。
防波堤から延びる,PEラインの放物線は栄光への架け橋だぁー!
…。
ちーん…
またしても沈黙。
たまにチャリとペンシルアナゴが釣れるのみ
もう完全○ボモードまっしぐらの様相です
仕方ないので第3のポイントへ移動
がしかし,
ここでも沈黙…。
穂先のケミが静かに時を過ごしていきます
頑張って手返しを続けましたが,
21:00
精も魂も尽き果てました
「今日は確実に釣れる」と確信していただけに,落ち込み度倍増…
静かな海で寂しく竿を片付けていると、、、
いきなり一本の竿が
ガガっ!ジーーーーー!!!
ッガガっ!ジーーーー!!!
え゛!?
何だ何だ!?
このポイントでこんなアタリは出ないはず!?
慎重に竿を持ち,引き込まれたところで大アワセをすると
乗りました( ̄ー ̄)ノ
でも,あんまり引かない
強引に藻の中から引きずり出し,抜き揚げたのは、、、
おっ!
しかもデカイっ!
カサゴン27.8cmでしたぁ
やったぁ
本命じゃなくとも,これ以上ない美味しい食材です
なんとか明日の昼ご飯の目途が立ちました
帰宅後,
嫁 「鱚は釣れた?」
砂 「2匹…」
嫁 「( ´,_ゝ`)プッ」
砂 「(…まぁ,何とかなる( ̄ー ̄)ノ)」
翌朝,自宅の畑に出てみます
すると
おっ!これ使えそう
あっ!これも
畑からいくつか収穫して,足りない食材は近くのスーパーへ
そして,一心不乱に作ったのは( ̄ー ̄)ノ
「鱚とびんちょう鮪のタルタル」
※当初は鱚だけの予定でした
2種類の魚とカブをサイコロ状に切って,塩・コショウ・オリーブオイルで
シンプルに仕上げました
もちろん,んまい!
続いて
「豚とゴーダチーズのカルボナーラ」
しっかりめの味を一品にと思い,作りました
嫁 「これ食べたらメタボになる…」
と言いながらも,味は満足の様子
そして本日のメイン
「カサゴのアクアパッツァ」
前回釣ったアオリン,買ってきたアサリ・トマトなどを入れて,
強引に作りました
これがまた想像以上に
んまい
うまみがしっかり出て,最高のスープになってました
二人とも食べるのに夢中で,ここでも沈黙
最後はこんな姿となって終了となりました
完
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12/30 釣り納めできなかったので追記です。
ご覧いただいている皆さまへ
本年も『砂ーマンの締まりなき釣り日誌』にお付き合いいただき,
誠にありがとうございました。
昨年よりも釣行回数が減り,思うようにいかない日が続きましたが,
こうして無事一年を終えることができました。
更新できなくとも「アクセスカウンタが回っている現実」に
何度も励まされたような気がします。
また来年も自分らしい記事で細々やっていこうと思いますので,
よろしくお願いいたします。
それでは皆さま,よいお年を。
砂ーマン
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