西讃で投げ
平成21年11月3日(火)文化の日 7:15~13:30 大潮
先週は試験のため飛行機で江戸まで行ってました
出来はイマイチだったのですが、ひとまず肩の荷が下りてスッキリした気分♪
帰りに職場や親類のお土産を買って羽田に向かおうとしたところ…。
すでに手荷物いっぱい
大きな紙袋にまとめてもらおうとも思いましたが、
破れそうなので、どうしようか悩んでいると…。
おっ!そうだ!
何かバッグみたいのがあれば楽かも!?
「どこかに手ごろなバッグないかなぁ」なんて考えながら
周辺を探索してみると、
見つかりました。
で、即購入!
SHIMANOというブランドで
上州屋というバッグ屋さんで買いました
しかも、これまた使い勝手がいい
区切られたスペースがあるので、潰されることはありません
そしてビジネススーツに「SHIMANO」の特大バッグという
アンバランスな出で立ちで無事帰宅
そんな姿を見た嫁さんは開口一番
嫁 「何そのバッグ?」
砂 「お土産を入れるバッグが欲しかったきん買った」
嫁 「は?」
※ 都合により中略
そんなこんなで、ようやく
思い切って釣りに行ける日が来ました
しかもこの日は嫁さんが外出で終日フリー( ̄ー ̄)ノ
となれば、行き先は
流れに身をまかせて
島流しをするまでです
今日は休日だし、早朝からカレイの陣取り合戦はしたくないので
以前から気になっていた「秘境ポイント?」に向かいます
そのためには今回もレンタサイクル♪ ( ̄ー ̄)ノ
気合入れすぎてクーラーの選択を誤りました…。
郵便配達のカゴより大きいです。涙。
しかも、折りたたみ椅子は必要なかったのに
持ってきてしまった
バッグも4トップ装備を搭載しており、かなり重い…
道行く人からの視線が
とてつもなく恥ずかしいですが
時合はすでに始まっているので、急いで出発!!!
朝日を横目で浴びながら海沿いの道をサイクリングするのは気持ちいい!
はずですが、そんな余裕はありません。
やっぱり荷物が重すぎます…
もはや今日の釣りは趣味の域を越えて「修行」になっています
途中クーラーが転げ落ちるアクシデントがありながらも、期待膨らむポイントへ
そして息も絶え絶え、フラフラしながら白目になって
ようやくポイント到着
辺りを見回してみると
「景色抜群」「潮目・潮通しバッチリ」かなりテンションが上がってきました
早速、「地掘り本虫」をつけた仕掛けを100~110mラインに2本投入!!
潮は左から右へ気持ちよく流れています
底の状態を探ろうと、最初に投入した竿をあおると
「ん?根掛かり?」
いや、微妙に引っ張れる。
重い…。
非常に重い…。
BXの竿がしなっています。
水深があるところから、頑張って頑張って巻き巻きすると…
海面に姿をあらわしたのは
マダコさんでした
しかも結構良型、800gを超えていました
いきなりの獲物に興奮しながらタコさんを
クーラーに入れていると、今度は右隣の竿が
「ジーー」
おっ!おっ!何だ何だ!
23cmのマダイちゃんです
嬉しー
よしっ!出だし好調♪
残り2本の竿も出して70~80mラインも探ってみると、
同時に「
ジーーー!」
2本ともベラ蔵でした
しかもここのはバカでかくて25cm近いです
再び同じところに投入すると、
確実に
「ジーー!」とベラ蔵がアタってきます
針が大きいので乗らないこともありますが、かなり忙しい
ベラ蔵さんの朝食タイムに突入したようです
そんな状態が9:00まで続き、それからはまったりとした雰囲気に
満ち潮は次第に加速してくるものの、魚信は単発になりました
折りたたみの椅子に座りながらぼーっと海を眺めます。
俗世間を忘れられるこの瞬間が投げ釣りの醍醐味かも?
急ぐあてもないので、マイペースに手返しをしていると、
一本の竿に妙な重量感が??
正体が分からないまま、水面に現れたのは
「茶色?の平べったい物?」
もしや…
か・れ・い???
ん?
「巨大貝」でした
んん!?
あっ!
砂 「もうーいいかい♪」
貝 「もうーいいよ♪」
イイダコさんでした
その後は潮目ができるものの、再びまったりとした時間が過ぎていきます
引き潮に突入し時刻は正午過ぎ、水面を優雅に泳ぐカワハギに見とれていると
「ジーーー!」
おっ!久々のドラグ音!!!
少し期待しながら竿を手にとり、
食い込んだところでアワセっ!
乗りました
はっきりとした生態反応を感じながら巻きあげたのは
マダイちゃん25cmでした
塩焼きでうまそー
もうおかずには充分すぎるほど釣ったし、ここで納竿にしました
今日の獲物は美味しい物ばかりです
気分良く、帰り支度をしていると
そうだ…またこの重装備で港まで帰らないといけない
現実を思い出しました
並継ぎBXを振り回していたので、行きの時よりも疲労感が増しています
また来た道を、天にも昇る気持ちでペダルを漕ぎ、ようやく港へ
ここまで来ると、急にすがすがしい気分に
「島で釣りができて美味しい魚が釣れて、最高の時間だったなぁ」
そう思えた島流し釣行でした
完