水温6℃台で釣る計算
西讃で投げ
平成23年2月2日(水)19:00~21:30 ※大潮
遅くなりすぎましたが,当ブログを御覧の皆様,
明けましておめでとうございます
昨年は釣りを封印する時期もあり,ブログの閉店も頭をよぎりましたが,
これまで皆様からいただいたコメントやアクセス数を見て,
また意欲が沸いてきました
不定期更新にはなりますが,
今年もよろしくお願い致します
実は元日から高熱にうなされ,その後も体調がイマイチの状態が続き,
初釣りがずっと「お預け」状態でした
ようやく体調も仕事も一段落し,
狙いの魚を選定しようと「水温」を調べていると…。
え゛っ!!!( ̄□ ̄”)ノ!
2/2 燧灘「6.6℃」
なんじゃこの低さはー!
いつの間に!?
…ありえない(絶句)。
今年の冷え込みの厳しさは痛感していたものの,
ここまで海水温が低下していたとは!?
もはや魚はいるのか?いたとしてもエサを食べるのか?
そんな根本的な疑問が浮かんできます
こうなると闇雲に釣りをしたのでは釣れる訳がありません
という訳で,無い頭でいろいろ考えてみます。
とんとんとんとんとん・・・チーん(一休さん風)
今日は風が吹いていない。日差しもあった。ということは
浅瀬のほうが地熱も影響して一時的に海水温が上がるかも?
としたら,その時間だけ捕食活動をするだろう。
いやするに違いない!
そう自分に暗示をかけて気合一発向かったのは
車横付けのズボラ場所
いやぁ,やはり夜は寒いです
自分の根性を考えると,2時間が限界。
とすれば,満ちの5分までが勝負
急いでユムシさんを浅瀬にぶっこみます
そして速攻で車中に逃避
特殊戦闘部隊のような完全防寒装備でカイロまで持参しましたが
それでも寒い…
潮が流れ始め,すでに時合に突入しているはずですが,
一向にアタリません
しかし,一番浅瀬にぶっこんでいるユムシさんだけが,
微妙にかじられて返ってきます
ん?何かいる?
フグかいな?
条件が条件だけに大して期待もしません…。
車中の「放置プレイ」状態もいい加減寂しくなってきたので
時計を見ると,21:00…。
あぁ,無常…。
終了の時間です
「こんな極寒の海で竿出している自分って?」と
いまさらながら,自問自答してしまいます。
何のネタもつかめないまま(宇宙軍規則第1条より)
納竿の準備をしていると…
再び浅瀬にぶっこんでいた竿に「ブルッ」と生体反応が
しかしそれっきり
後が続きません…
先に他の竿の片付けを済ませますが,それでもそれっきり。
粘っても仕方ない。でも1%は期待してしまう。
そんな思いで最後,鬼しゃくりをすると…。
軽い。「500円の鍋用カニ」を持った時ぐらい軽い(涙)
当たり前の結果に打ちひしがれながら,スローで巻きあげにかかると,
ん?なんか重くなった?
いやそうでもない?
ん?ちと重い?!
でも引かない。
重量感だけ味わいながらまきまきし,力糸部分に差し掛かったので,
海面を照射してみると
「ぐいーんっ!!!!!」
いきなり竿が引き込まれました
慌ててドラグを緩め,手前の敷石にからまれないよう沖に走らせます。
おおっ!!!これを求めて私は海に来たのだぁ!
動きが止まったところで再度巻き上げにかかるものの,
何度も沖に向かって走る獲物。
久しぶりの感覚に鼓動が早まります
相手を確信して,ようやくタモに収まったのは
チヌ44.5cm!!!
やったぁ!!!
いろいろ考えて,狙ったところで釣れたことに感激
計算通りです( ̄ー ̄)ノ
何枚もデジカメ撮影し,ブログ用の写真を収めます。
そして針を外そうとした時,
あり??
…( ̄□ ̄”)ノ。
こんなとこに…。
ちょっとした計算ミスです
…いや,厳寒期はこうやって釣ったほうが確率高いかも?
完
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