水温6℃台で釣る計算

砂ーマン

2011年02月06日 15:09

西讃で投げ

平成23年2月2日(水)19:00~21:30 ※大潮



遅くなりすぎましたが,当ブログを御覧の皆様,
明けましておめでとうございます


昨年は釣りを封印する時期もあり,ブログの閉店も頭をよぎりましたが,
これまで皆様からいただいたコメントやアクセス数を見て,
また意欲が沸いてきました

不定期更新にはなりますが,
今年もよろしくお願い致します


実は元日から高熱にうなされ,その後も体調がイマイチの状態が続き,
初釣りがずっと「お預け」状態でした


ようやく体調も仕事も一段落し,
狙いの魚を選定しようと「水温」を調べていると…。




え゛っ!!!( ̄□ ̄”)ノ!

2/2 燧灘「6.6℃」



なんじゃこの低さはー!
いつの間に!?


…ありえない(絶句)。


今年の冷え込みの厳しさは痛感していたものの,
ここまで海水温が低下していたとは!?


もはや魚はいるのか?いたとしてもエサを食べるのか?
そんな根本的な疑問が浮かんできます


こうなると闇雲に釣りをしたのでは釣れる訳がありません


という訳で,無い頭でいろいろ考えてみます。


とんとんとんとんとん・・・チーん(一休さん風)


今日は風が吹いていない。日差しもあった。ということは
浅瀬のほうが地熱も影響して一時的に海水温が上がるかも?


としたら,その時間だけ捕食活動をするだろう。
いやするに違いない!


そう自分に暗示をかけて気合一発向かったのは


車横付けのズボラ場所








いやぁ,やはり夜は寒いです



自分の根性を考えると,2時間が限界。
とすれば,満ちの5分までが勝負

急いでユムシさんを浅瀬にぶっこみます



そして速攻で車中に逃避


特殊戦闘部隊のような完全防寒装備でカイロまで持参しましたが

それでも寒い…



潮が流れ始め,すでに時合に突入しているはずですが,
一向にアタリません



しかし,一番浅瀬にぶっこんでいるユムシさんだけが,
微妙にかじられて返ってきます



ん?何かいる?

フグかいな?


条件が条件だけに大して期待もしません…。




車中の「放置プレイ」状態もいい加減寂しくなってきたので

時計を見ると,21:00…。



あぁ,無常…。

終了の時間です



「こんな極寒の海で竿出している自分って?」と
いまさらながら,自問自答してしまいます。


何のネタもつかめないまま(宇宙軍規則第1条より)
納竿の準備をしていると…


再び浅瀬にぶっこんでいた竿に「ブルッ」と生体反応が


しかしそれっきり
後が続きません…



先に他の竿の片付けを済ませますが,それでもそれっきり。

粘っても仕方ない。でも1%は期待してしまう。
そんな思いで最後,鬼しゃくりをすると…。



軽い。「500円の鍋用カニ」を持った時ぐらい軽い(涙)


当たり前の結果に打ちひしがれながら,スローで巻きあげにかかると,



ん?なんか重くなった?


いやそうでもない?


ん?ちと重い?!


でも引かない。



重量感だけ味わいながらまきまきし,力糸部分に差し掛かったので,
海面を照射してみると






「ぐいーんっ!!!!!」



いきなり竿が引き込まれました



慌ててドラグを緩め,手前の敷石にからまれないよう沖に走らせます。


おおっ!!!これを求めて私は海に来たのだぁ!


動きが止まったところで再度巻き上げにかかるものの,
何度も沖に向かって走る獲物。

久しぶりの感覚に鼓動が早まります



相手を確信して,ようやくタモに収まったのは









チヌ44.5cm!!!


やったぁ!!!


いろいろ考えて,狙ったところで釣れたことに感激
計算通りです( ̄ー ̄)ノ


何枚もデジカメ撮影し,ブログ用の写真を収めます。


そして針を外そうとした時,



あり??



…( ̄□ ̄”)ノ。


こんなとこに…。








ちょっとした計算ミスです



…いや,厳寒期はこうやって釣ったほうが確率高いかも?



              完


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